高性能回路シミュレータLTspiceについて解説した文献やサイトはたくさんあり、そちらを見たほうがたくさんの情報を得られますが、当サイト「エレログ」でも簡単に紹介します。

今回はLTspiceの導入法を簡潔に紹介します。

LTspiceとは?

spiceという電子回路のアナログ動作をシミュレーションするソフトウェアがあり、その派生がLTspiceです。

LTspiceはアナログ・デバイセズのマイケル・エンゲルハート氏が開発した無償で利用可能なspiceとなっています。

高性能なシミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、スイッチング・レギュレータのシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しており、LTspiceには他のspiceと比べてノード数や部品数に制限がないことが特徴となっています。

LTspiceの導入方法

まずは、LTspiceを開発しているANALOG DIVICESのLTspiceのページに移動します。

 

 

このようなサイトに飛ぶので、Download LTspiceのところから、お使いのOSにあったバージョンのLTspiceをダウンロードしましょう。

ダウンロードしたファイルを開くと、このようなインストーラが開くので、Accept(同意)をクリックし、Install Nowをクリックしましょう。

インストールが完了すると、LTspiceが自動で起動するはずです。このような画面が出ればLTspiceのインストールは完了となります。

こちらのLTspiceはWindows版を導入したときの画面であり、mac版だともう少しシンプルなデザインとなっております。